最近できた造語だと思いますが、「友情結婚」というものがあります。(あまり知られていない新しい言葉を使うのは好きじゃないですが。)
「友情結婚」とは性行為の無い、結婚の事ですね。ストレート(異性愛者)同士の結婚もあるかもしれませんが、多いケースがゲイとか、レズビアンといったいわゆるLGBTの人たちが友情結婚する事が多いです。
インターネットで調べたら、友情結婚に特化した結婚相談所(カラーズ)が2015年に設立されたみたいですね。すごい世の中ですね。
私はゲイで2009年に、レズビアンの方と結婚し、子供を1人作って、2019年に離婚しました。そう考えると、私は時代を先取っていますね。
カラーズのサイトから引用ですが、友情結婚とは
恋愛結婚が恋愛関係にある者同士がする結婚に対して、友情結婚は恋愛関係がない者同士が婚姻関係を結ぶことです。
友情結婚とは特別なことではなく、当人同士が十分に話し合い、信頼関係を築いていくというのは一般の結婚となんら変わりはありません。所謂、偽装結婚(籍だけ・ビザ目的・金銭目的など)とは異なり、お互いの利害の一致・お互いの考え方の一致等により、性愛関係はないが友情もしくは友情以上の愛情でwinwinな婚姻を結ぶことだと我々は考えています。多種多様な生き方がある中で、自分らしいライフスタイルを得るための選択肢の一つです。
どういう人が友情結婚を望むのか
LGBTなどのセクシャルマイノリティの方が大半で、ゲイ、レズビアン、バイセクシャル、ノンセクシャル、アセクシャル、トランスジェンダーなど、異性と「性的な行為ができない・したくない」「異性から性的対象に見られることに嫌悪感がある」「異性間での恋愛感情を持てない」など、恋愛による婚姻関係(恋愛結婚やセックス・性的関係がある結婚)を考えるのが困難な人達。
友情結婚を希望する理由
- パートナー・家族・子供が欲しい
- 人生をともに過ごす人が欲しい
- 親のプレッシャーや安心のため
- 世間体やキャリアのため
- 一人でいることが虚しく・寂しくなってきたため
私の主な理由は、以前の投稿にも書きましたが、この中でいうと、世間体やキャリアのためかなと思います。結局会社辞めてしましましたが。
日本も同性結婚が承認されれば、少しは、こういった不自然な結婚の形態は減るのかなとも思います。承認されても、日本ではカミングアウトして無いLGBTの人たちが大多数なので、すぐに同性結婚する人は多くはないと思いますが。