男性遍歴

会員番号 5番 リチャード65歳 共産国ポーランドからのオーストラリア移住者

「Planet Romeo」というゲイ専用の出会いアプリで、シドニーでリチャード65歳に会いました。2019年3月27日の午後3時に、チャイナタウンで待ち合わせをし、リチャードの家に遊びに行きました。長袖の薄手のセーターに、短パンという服装でした。身長は180cm位でスラっとしていて、青い瞳で、ハゲておらず、割とハンサムなおじさまでした。

リチャードの家はシドニーの中心地にあり、とても綺麗な物件でした。一階にはスイミングプールとジムがありました。部屋は、2ベッドルームで、対面式キッチンのリビングでした。部屋にはIoTが導入されており、OKグーグル、照明を点けてというと照明が点き、カーテンを閉めてというとカーテンが閉まりました。音楽や、ラジオ、テレビなど、すべてOKグーグルでコントロールしていました。3ヶ月くらい前に導入したそうです。

「OKグーグルおじさん」と命名しようかと思いましたが、「ポーランドからの移住者」という肩書きにしました。

リチャードは現在65歳で、30歳位の時にポーランドからオーストラリアに移住してきたそうです。当時冷戦時代で、ポーランドは東側の共産の国で貧しかったそうです。英語も全くできない状態でオーストラリアに来たそうです。当然ですが、当時はインターネットもないし、情報もほとんどなかったそうです。1960年代にポーランドの誰かがオーストラリアに行った時の事を綴った本を持っていたそうで、その情報のみを頼りにオーストラリアを選んだそうです。家族や、兄弟は今もポーランドに住んでいるそうです。ポーランドの住んでいた時に「おしん」を見ていたそうです。

ヨーロッパの他の国は考えなかったのかと聞きましたが、当時、資本主義国からは共産主義国は差別されていたそうです。また、暖かい国がよかったそうなので、オーストラリアにしたそうです。

オーストラリアに来たばかりの時は、建設中の建物の照明を取り付けたりしていたそうです。その後、ITを勉強して、IT関連の仕事をしていたそうです。主に金融系のシステムに携わっていたそうです。いわゆるフィンテックってやつですかね。今は、仕事はしておらず資産運用だけで生きていけるそうです。

男性との初体験は33歳の時だったそうです。公園で知らない人と車の中で済ませたそうです。初めてなので直ぐ行っちゃったそうです。ポーランドにいた時は、女性を試した事もあったそうですが、上手くいかなくて、酔っ払っていると言い訳したそうです。

初めての彼氏はベトナム人だったそうです。今は、34歳のマレーシア人とお付き合いしているそうですが、その方はクアラルンプールに住んでいるそうです。マレー系の方でイスラム教の方だそうです。

それなのに40歳のフィリピン人と同居しているそうです。そのフィリピン人は、基本ゲイだそうですが、子供も女の子が1人いて、仕送りしているそうです。冷蔵庫に娘さんの写真が貼ってありましたが、5歳くらいの女の子で可愛かったです。

夕食はリチャードが前の日に作った、大きいピーマンみたいな野菜(パプリカかな?)で肉や、お米をつつんだ物を、電子レンジで温めて食べました。夜の9時くらいまで、リチャードの家にいました。

次の日もリチャードと昼ごはんを食べて、シドニー市内を2人で10km位歩きました。その後リチャードの家に行ってから、空港まで送ってくれました。

車はスズキだったと行ってましたが、ベンツでした。やっぱお金持ちはいいですね。

リチャードは、陽気な性格で、よくしゃべる人で、少し疲れましたが、とてもいい人でした。貧しいポーランドからよくわからないなか移住して、オーストラリアで成功していて凄いなと思いました。私も見習いたいと思いました。

 

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